爬虫類の便秘と食欲不振にはレプラーゼ
「飼っている爬虫類が便秘気味で心配」
「下痢が続いているけど、どうすればいいかわからない」
「エサや環境を変えても食欲ない気がする」
爬虫類飼育者によくある悩みですが、
変温動物である爬虫類にとって、
環境面などが原因で消化器官への不調は出やすいです。
排便や食欲に不安があるけど、どうすればいいかわからない。
ここではそんな方の悩みを払拭できます。
この記事では、爬虫類の便秘、下痢、食欲不振の症状が出た場合、
爬虫類飼育者によく使われている「レプラーゼ」を紹介します。
創業35年の老舗、㈱ベンリーパック食品さんが出している商品で、
愛用者も多くいるので、安心して使用できます。
飼育している爬虫類に少しでも不安がある方は、
記事を最後まで読んで、レプラーゼを使用してみてください。
レプラーゼの効果
レプラーゼを使用した際の効果を、
商品説明を確認しながら見ていきましょう。
以下はHPに記載されている商品説明です。
生きた腸内細菌が爬虫類のおなかの細菌バランスを正常に整え、下痢や便秘を防ぎます。
整腸作用により、摂餌の促進と栄養吸収力のアップが期待できます。
食事の際にエサに適量をふりかけてあたえてください。
※㈱ベンリーパック食品HPより引用
爬虫類たちは変温動物のため、自分自身で体温を調節できません。
一度内臓が冷えて体調を崩した場合、
体外での対応としては、いつもより暖かい環境で内臓を温め、
内臓の働きを促し、体調を戻す必要がありますが、
直接的に体内からの回復方法として、
レプラーゼを使用して回復を助ける効果が期待出来ます。
温浴などの対応と、レプラーゼを併用することにより、
手厚い回復を実現することができます。
レプラーゼを使う基準は?
飼育している爬虫類が下痢・便秘・食欲不振になった場合、
根本的に腸内細菌乱れが原因でない可能性が考えられるため、
レプラーゼを使用する前に、以下のポイントで改善ができるか試してみましょう。
〇飼育環境の見直し
①温度、湿度が適度に保たれているか
②床材が誤飲しやすいものになっていないか
③身を隠して安心できる場所があるか
〇水分補給
脱水が起こっていると便秘を引き起こす原因になりますし、
人工フードをふやかして使用している場合、
個体によっては水分の過剰摂取を起こしてしまい、
下痢を誘発してしまいます。
正しく水分を補給できているか確認しましょう。
〇温浴
便秘には特に有効で、お腹を温めると同時に、
水分も接種できるので、脱水の回復も見込めます。
軽い便秘の場合、温浴中や温浴直後に排便する場合があります。
体を冷やさないように注意し、実施してみてください。
上記3つのポイントを確認しても改善が見られないようであれば、
腸内細菌の乱れで不調な可能性があるので、
レプラーゼを使ってみてください。
レプラーゼの種類
一言に「レプラーゼ」と言っても、実は2種類存在します。
それぞれの特徴と、使用方法を見てみましょう。
レプラーゼ
一種類目が、エサに振りかけて使用するタイプです。
![](https://yu-ki413.com/wp-content/uploads/2024/04/85f098d46b84daaa0d97bac5a3b1e45d.jpg)
こちらは、普段与えているエサに振りかけて使用します。
使用方法も簡単で、摂取しすぎによる害もないので、
とても使いやすいです。
注意点として、独特な甘い匂いがするため、
なかには、エサを食べない子が出てくる可能性があります。
その場合は次に紹介する2種類目のレプラーゼを使用してみてください。
レプラーゼ水溶性
2種類目が、水に溶かして使う水溶性のレプラーゼです。
![](https://yu-ki413.com/wp-content/uploads/2024/04/e9367c8c7208c65154e9c855e5beb26a.jpg)
こちらは飲み水や、練り餌に混ぜる水に溶かして使用することができます。
毎日水の交換が必要になりますが、
1種類目に比べて匂いが少ないため、
拒否される可能性が低いです。
まとめ
今回はレプラーゼについて紹介していきましたが、
僕が飼っている爬虫類については、
なり易い病気と、その対策をまとめた記事があるので、
合わせて確認してみてください。
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最後まで読んでいただきありがとうございました。
皆様からのコメント、心よりお待ちしております。
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