レオパのスノー系とスーパーマックスノーの見極め方を紹介します。
スノー系のモルフの子の中には、スーパーマックスノーによく似た見た目のマックスノーがいることがあります。
ペットショップなどでもマックスノーなのに
スーパーマックスノーとして売られていることがあるので、
間違いを見抜けられるよう、見た目の見分け方と遺伝での見分け方を紹介します。
レオパのスノー系とスーパーマックスノーの見分け方
![](https://yu-ki413.com/wp-content/uploads/2022/06/20220517_013129-scaled-e1655720213221-1024x459.jpg)
スノー系のモルフには3系統のスノーが存在することを知っていますか?
詳しくはこちらで紹介してますので、
今回は割愛してスノー系と称します。
スノー系であるかスーパーマックスノーであるかを、
見た目と遺伝の違いで見極めていきましょう✨
見た目の違い(目)
まず初めに、一番わかりやすい違いの出る、
目の違いから見分けポイントを確認していきます。
・目の違い
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こちらがスノー系のレオパになります。
目を見てもらうと目の中心に縦に細長い黒目が見えますね。
これはレオパアイと言って、一般的な目の種類になります。
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一方、スーパーマックスノーはスーパー体(共優性遺伝)で、
共優性遺伝を起こしていて、
目がフルアイ(真っ黒)になります。
共優性遺伝を起こしていない場合は、
目がフルアイではないので、
スーパーマックスノーではなく、
スノー系ということがわかります。
見た目の違い(体色)
次に体の色の違いになります。
スノー系の中でもスーパーマックスノーに近い体色の子もいるので、
目の次に見分ける見分けポイントとなります。
・体色の違い
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スノー系の子たちは、子供のころは白が濃い子たちがいます。
ですが、よく見ると体に2本のバンドがあります。
写真の子たちも薄っすらバンドが見えますね。
また、成長してくると白い部分の黄色味が強くなってきます。
スーパーマックスノーであれば、黄色が出たとしても、
とても薄いですし、黄色くなること自体ほとんどありません。
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スーパーマックスノーの場合、
子供のころから大人のころまで白黒がはっきりしており、
体に2本バンドができることもありません。
ピグメント(黒い点)もスノー系の子に比べると小さくなります。
見た目の違い(鼻筋)
次に鼻筋の違いになります。
スーパーマックスノーに限らず、
共優性遺伝を起こしている個体の目安にもなります。
見分けポイントとをみていきましょう。
・鼻筋の違い
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スノー系に限らず、一般的にレオパの鼻は一定の曲線を描き、
特に凹凸がある形をしていません。
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上の写真の子をみてもらうと、
スーパーマックスノーのように、
共優性遺伝を起こしている子の鼻筋は、
目頭から鼻の穴にかけてスジがあります。
このスジが共優性遺伝を起こしている子の特徴です。
個体によっては鼻筋が見えにくい子もいるので、
目の色と合わせて判断しましょう。
遺伝の違い
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最後に、遺伝の違いです。
これは繁殖させる必要があるので、
プラスアルファの見分け方です。
スノー系とスーパーマックスノーの遺伝の違いで、
見分ける方法を紹介します。
・遺伝の違い
まずは、スノー系とスーパーマックスノーを
それぞれノーマルの子と掛け合わせた場合の違いです。
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スノー系×ノーマル
スノーの子が1/2の割合で誕生し、残りはノーマル
スーパーマックスノー×ノーマル
全てマックスノーの子が誕生する
この結果からわかるように、ノーマルと掛け合わせて、
ノーマルが誕生した時点でスーパーマックスノーではないことがわかります。
スーパーマックスノーであれば、全てマックスノーが誕生します。
次の場合を見ていきましょう。
次は、スノー系とスーパーマックスノーを
それぞれスノー系の子と掛け合わせた場合の違いです。
![](https://yu-ki413.com/wp-content/uploads/2022/06/19a9d45b26761ef048815888baf0d948.png)
スノー系×スノー系
スーパーマックスノーの子が1/4の割合で誕生。
スノーの子が1/2の割合で誕生し、残りの1/4はノーマル
スーパーマックスノー×スノー系
スーパーマックスノーの子が1/2の割合で誕生。
スノーの子が1/2の割合で誕生し、ノーマルはなし
この結果からわかるように、スノー系と掛け合わせて、
こちらもノーマルが誕生した時点でスーパーマックスノーではないことがわかります。
スーパーマックスノーであれば、スーパーマックスノーとマックスノーしか誕生しないのです。
遺伝について(補足)
スノー系としてまとめて説明してきましたが、
スノー系には3つのラインが存在します。
マックスノー、TUGスノー、GEMスノーの3ラインです。
古い情報だとスノー系のなかでも、
スーパーマックスノーが産まれる組み合わせと、
そうでない組み合わせがあるとされていました。
マックスノー×マックスノー = 〇
マックスノー×TUGスノー = 〇
マックスノー×GEMスノー = ×
TUGスノー×TUGスノー = ×
TUGスノー×GEMスノー = ×
GEMスノー×GEMスノー = ×
しかし、現在ではTUGスノーもGEMスノーも
より白さを求めていく過程で、マックスノーを掛けましたww
そのため、現在流通しているスノー系であれば、
どのスノー同士を掛け合わせてもスーパーマックスノーが誕生します。
ベビーの時の見分け方
ベビーの時は黒いバンドが出るか出ないかで見分けます。
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マックスノーであれば、写真の子のように黒い帯が出ます。
アダルトになってもうっすら帯が残ります。
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スーパーマックスノーであれば、
ベビーの時から白地にゴマを振ったような模様になります。
帯状には模様が入らず、背中側全体に斑点が現れます。
スーパーマックスノーベビーの写真はサンギーラさんから提供していただきました。
→サンギーラさんのTikTokはこちら
まとめ
今回はスーパーマックスノーとスノー系の見分け方を紹介しました。
レオパのモルフの中で他にも「スーパー」と付くものがあります。
スーパータンジェリンです。
この「スーパー」は共優性遺伝の「スーパー」とは別物です。
ガチャのレアとかスーパーレアとかの
「凄い」って意味合いの「スーパー」になります
今回紹介した鼻筋の見分けはできません。
オレンジの表現の強さによって、
ブリーダーさんやショップの塩梅で決まります。
ご注意ください。
よきレオパライフを🌈
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コメント
スーパーマックスノーの特徴ですが、目が真っ黒でフルアイと言うのは不適切かと思われます。
フルアイの場合はエクリプス遺伝子が発現しているのでトータルエクリプスになりますし、目の模様は見えるのでノーマルアイが黒くなる(模様は見える)等が正しいかと。
そしてアダルト個体の体の特徴だけでなくベビーの特徴を元に解説するとかなり分かりやすくなります。
aileさん
コメントありがとうございます!
エクリプスのフルアイとスーパー体のフルアイは別物の認識で、こちらは一旦保留とさせていただきます。
ベビーの特徴まではアイディア外でした。参考にさせていただきます。
貴重なコメント、ありがとうございます!