レオパの繁殖に初めて挑戦する方、
できるだけ低コストで繁殖を行う方法を紹介します。
【低コスト】レオパの繁殖 交尾から産卵まで
ここではレオパの繁殖にあたり、
交尾してから産卵までに必要な情報と、
用意するものの紹介をします。
交尾からの工程を一つ一つ見ていきましょう。
交尾(クーリングなし)
レオパの交配において、
クーリング(疑似的に冬だと思わせる)をする話を聞くかもしれません。
ですが、今回は季節を利用して春に交配を行ったので、
クーリングなしで交尾しました。
爬虫類は気圧で季節を感じる習性があり、
冬から春に変わった際には自然に発情期に入ります。
クーリングは生体に負担がかかるので、
普通に飼育を楽しんでいる方であれば、
春に繁殖をお勧めします。
産卵床の準備
交尾を確認したら、
それから2週間、長いと2か月後に産卵します。
産卵までに卵を産むための産卵床の準備が必要です。
卵は乾燥してしまうとダメになってしまうため、
乾燥しにくい素材を敷いた産卵場所を用意してあげましょう。
産卵床の作成方法についてはこちらで紹介しています。
100均グッズで作れるので、参考にしてみてください。
また、産卵後に卵を保管するためのプリンカップを
100均などで購入しておきましょう。
プリンカップにも産卵床と同じく、
バーミキュライトを入れて使用します。
産卵のサイン
雌の両脇に白いふくらみが見えたら、
抱卵(ほうらん)のサインです。
抱卵を確認したら、エサの頻度を上げ、
食欲を観察します。
卵を作るために栄養を使うので、
その分の栄養補給と、
産卵が近くなるとエサを食べなくなるので、
産卵の目安にもなります。
地面を掘るしぐさが多くなるのも
産卵のサインです。
食欲不振とホリホリをサインだと思ってください。
産卵前の注意点
水回りに注意してください!!
レオパは湿度の高いところに卵を産むため、
湿度の高いところに卵を産みます。
その際、水飲み場に産卵してしまう恐れがあるのです。
抱卵後は水飲み場を撤去し、霧吹きで水を与えるか、
受け皿を小さいものにして、浅く水を張るなどの対応をしてください。
間違えて水の中に卵を産んでしまうと、
卵が窒息死してしまいます。
ぜひ、環境の見直しを😌
まとめ
ここまででレオパの交尾から産卵までを紹介してきました。
レオパは一度で2個まで抱卵し、産卵を最大で5回ほど、
つまり、多いと10個の卵を産卵します。
全てが無事に誕生することも珍しいですが、
繁殖に関しては計画的に行いましょう。
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