肥満が原因でレオパが脱水症状を起こす!

肥満が原因でレオパが脱水症状を起こす!

「飼っているレオパが痙攣(けいれん)を起こした」
「急にひっくり返って悶えている」
これらの症状はクル病でも見られますが、
重度の脱水症状でも見られる症状です。
今回は脱水症状にフォーカスした記事となります。

レオパの脱水症状にはエサのあげ過ぎが原因の一つなのはご存じでしょうか。

エサのあげ過ぎで脱水症状を引き起こす理由
脱水症状を起こさないようにする対策と、
脱水症状を発症してしまった場合の対処方法がわかります。

適度なエサの頻度と量、与えるエサの種類を調整し、
肥満になりすぎることを防ぐことで脱水症状を予防できます。
また、もしも肥満により脱水症状を発症してしまった場合は、
温浴や水飲みを設置し多くの水分を接種させ、回復を試みます。
根拠となる動画がありますので、
まとめページの最後にURLを載せておきます。
気になる方は見てみてください。

レオパの脱水症状とは?

ヒョウモントカゲモドキ(レオパ)
ヒョウモントカゲモドキ(レオパ)

レオパが脱水症状を起こすと、痙攣、皮膚の弾力低下、食欲不振、
そして最悪の場合、昏睡状態に陥ることがあります。
これらの症状が現れた場合、早急な対応が必要です。
脱水症状の症状が見られたら、早急に病院に連れていきましょう。

脱水症状の主な原因

脱水症状の主な原因として、以下のような要因が考えられます。

  • 水分補給の不足
  • エサのあげ過ぎ
  • 高温環境の影響

今回はこの中でもエサのあげ過ぎにフォーカスを当てて話を進めます。
それ以外の原因については、以下の記事でまとめているので、
そちらを参照してください。
参照:レオパ(ヒョウモントカゲモドキ)がなりやすい病気10選とその対策

意外に思われるかもしれませんが、
エサのあげ過ぎも脱水症状の原因となることがあります。
エサを過剰に与えると、レオパが肥満になりやすくなります。

また、コオロギをエサとしてあげている方は多いと思いまが、
自然界のレオパたちはコオロギほど栄養価の高い昆虫のみを食しているわけではないため、
あまり量を与えているわけではないが、太って行ってしまう子もいます。

肥満が重症化すると、
肥満によって体内の代謝が乱れ、
水分バランスが崩れることがあるため、
結果として脱水症状が引き起こされる可能性があります。

肥満による脱水症状の予防策

レオパの肥満による脱水症状を予防するためには、
以下のような対策を講じることが重要です。

1. 適切なエサの頻度と量の管理
エサの頻度と量を適切に管理することは、肥満を防ぎ、脱水症状を予防するために不可欠です。
一般的には、若いレオパには毎日、成体には2~3日に一度のエサやりが推奨されます。
また、エサの量はレオパの体調や体重を見ながら調整することが重要です。

2. 適切なエサの種類の管理
エサの頻度と量は管理できているのに、レオパが太ってしまう場合があります。
原因は、与えているエサ自体の栄養価が高く、
養分を蓄える効率が高いことです。

成長期には栄養豊富なエサを与え、丈夫な体を作り上げる必要がありますが、
アダルトになると成長に使うエネルギーが減るため、
肥満になってしまう傾向になります。

エサの頻度も量も少ないのに太ってしまう場合、
コオロギ以外の昆虫(ミルワーム)にエサを切り替えて様子を見ましょう。

脱水症状が発生した場合の対処法

万が一、レオパが脱水症状を発症してしまった場合は、以下の対処法を試みることが必要です。

1. 温浴
レオパを温かい水に浸すことで、皮膚から水分を吸収させることができます。
温浴は、体温より少し低めの温水を使用し、
5~10分程度の時間をかけて行うのが良いでしょう。
温浴後はレオパをしっかり乾かし、体温が下がらないように注意します。

2. 水分の摂取を促す
レオパが自ら水を飲むことができるよう、
水飲み場を清潔に保ち、新鮮な水を常に用意します。
また、脱水が進行している場合は、
スポイトなどを使用して直接水を与えることも有効です。

3. 獣医の診察
脱水症状が深刻な場合や、自宅での対処が難しい場合は、
早急に獣医師の診察を受けることが重要です。
獣医師は、必要に応じて点滴などの処置を行います。

まとめ

レオパードゲッコーの脱水症状は、適切な飼育管理によって十分に予防可能です。
特に、エサの頻度と量を適切に調整し、
飼育環境の温度と湿度を適切に管理することで、
脱水症状を未然に防ぐことができます。
また、万が一脱水症状が発生した場合には、早急な対応が求められます。
レオパの健康を守るためには、日々の観察と適切なケアが欠かせません。

最後に、参考になる動画をこちらに紹介します。
脱水症状に関する具体的なケア方法や、
実際の症例について詳しく解説されていますので、参考にしてみてください。
参考動画はこちら

レオパの飼育においては、日々のケアと観察が何よりも重要です。
この記事が、みなさんのレオパードゲッコーの健康維持に役立つことを願っています。

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