ここではレオパのベビーの飼育方法を紹介します
実体験をもとに、ベビー飼育において気を付けるポイントと、
飼育のコツを紹介します✨
レオパベビーの飼育方法
レオパのベビーの飼育方法をできるだけ画像を通して説明していきます。
ほとんどの飼育本でも写真ありで載っているものが少ないと感じるので、
実物をお見せしながら説明していきます。
飼育環境・飼育方法
早速ですが、ベビーを飼育する環境を以下のポイントで紹介します。
ベビー飼育について6つの項目を確認していきましょう。
- 1.飼育ケージ
- 2.床材
- 3.シェルター
- 4.エサについて
- 5.温度・湿度
- 6.水分補給
1.飼育ケージ
まず初めに、レオパベビーを飼育するためのケージについてお話しします。
レオパベビーを飼育する上で、
湿度が保てる容器で飼育する必要があります。
そのためには、以下の点に気を付けます。
〇広すぎない、大きすぎないケージを選ぶ
ケージが大きすぎると、湿度が保ちにくくなるのに加え、
毎日ケアが必要なベビーの時期には、
メンテナンスがし易く持ち運びができるものをお勧めします。
〇天井がメッシュになっているものは避ける
湿度が保てなくなってしまうので、お勧めしません。
これはアダルトになっても同じです。
通気性が良すぎるケージは避けましょう。
市販のものであればレプタイルボックスがお勧めです。
市販のものでなくDIYで作る方法もあります。
冒頭の写真にもある通り、
我が家では100均の男性用のシューズボックスに通気口を空け、
飼育ケージとして使っています。
アダルトも同じ形のケージで飼育しています。
重ねることもできるので、多頭飼いにもお勧めです。
飼育ケージのDIY方法はこちらで紹介しています。
2.床材
床材を選ぶ時の注意点は誤飲です。
デザートソイル等の床材を間違えて飲んでしまうと、
体内で詰まってしまい、
最悪の場合、死に至る可能性があります。
すぐに交換できるのと、
霧吹きした水分を保持して保湿になるため、
ベビーのころはキッチンペーパーか、
犬猫用のペットシーツをお勧めします。
3.シェルター
続いてはレオパ飼育のためのおうち、
「シェルター」についてです。
しっかりと加湿ができるシェルター、
いわゆるウェットシェルターを用意します。
レオパのベビー期は湿度が必要な時期です。
アダルトでも湿度は必要ですが、
ベビーのうちはタマゴを保管していた環境に近い、
高温(28~30℃)・多湿で飼育し、一気に発育を促します。
冒頭の写真のような陶器の素焼きのシェルターがおすすめですが、
おしゃれなシェルター、かわいいシェルターで飼いたい方は、
こちらをチェックしてみてください。
大きさはケージの大きさにもよりますが、
すぐに大きくなるので、
アダルトでも入れるシェルターを選んでしまって大丈夫です。
ウェットシェルターには水受けがあり、
そこに水を入れるのですが、注意点があります!
それは水深です。
深すぎるとベビーがおぼれてしまうため、
水深は1cm以下にしましょう。
4.エサについて
次はレオパベビーに与えるエサについてです。
レオパは生まれてから3,4日程で最初の脱皮(ファーストシェット)をします。
それを目印にエサを与え始めます。
↑というのが一般的ですが、そのタイミングでは食べないことがあります。
脱皮した皮を食べているので、お腹が空いていないのです。
そんな場合は、うんちが出なくなるまで待ちましょう。
生まれてから黄緑色のフンを毎日出します。
それが出なくなるのが目印です。
生まれる→脱皮→フンを出し切る
ここまでで大体1週間です。
生まれてから1週間後から以下で紹介するエサを与えられるように、
準備をしておきましょう。
実際に与えるエサを見ていきましょう。
例として、
・ヨーロッパイエコオロギのMLサイズ
・黒コオロギやフタホシコオロギのSSサイズ(硬いのでオススメしない)
・デュビアのSSサイズ
・レオパ用ドライフード
・レオパ用ゲル
を食べることができます。
顔の横幅くらいの太さのものまで飲み込むことができます。
我が家では冷凍ヨーロッパイエコオロギのMLサイズを、
「赤城こおろぎ」さんから取り寄せています。
〇活餌でコオロギをあげる場合
コオロギの頭をつぶし、後ろ足を取ってから与えましょう。
理由としては、
アゴが鋭いので、そのまま与えると食堂などを嚙まれてしまったり、
後ろ足には鋭いトゲがあるので、食堂などを痛めてしまう恐れがあるためです。
〇頻度
生まれてから1か月は一日おきにコオロギ1匹、
ドライフードであれば一粒与えます。
2か月目からはコオロギ2匹から3匹、
ドライフードであれば2から3粒与えていき、
そのあとは量を増やしつつ期間を2日、3日おきまで伸ばしていきましょう。
体格やしっぽの太さを見て調整していきましょう。
5.温度・湿度
続いては、レオパベビーを飼育する環境の温度と湿度についてです。
タマゴを管理する際、27~32℃程で管理されていた方が多いと思います。
ベビーもタマゴの中でその温度で成長してきました。
つまり、その温度が適温で、レオパが成長できる温度です。
クーラーやストーブなどで温度調整を行いましょう。
湿度も同様、80%前後はある状態で管理されていたと思います。
タマゴを管理していた環境下で育ててあげるのが理想的です。
ウェットシェルター内が80%以上になるので、
水切れに注意して管理していきます。
ベビーの時はケージ内の側面に霧吹きをしてさらに加湿をしますが、
これには他の理由もあるので、
次の「6.水分補給」をチェックしてみてください。
6.水分補給
最後にレオパベビーの水分補給についてです。
一般的にはウェットシェルターの水、
もしくは水受けを入れて水分を与えますが、
ベビーは溺れる危険があるので、別の方法で水を与えます。
その方法は、
ケージ内側の側面に向かって、
霧吹きで水滴を吹付けてあげます。
そうすることによって、ベビーが溺れることはなくなり、
ケージ内の湿度も多湿状態に保てます。
1日2回、朝と夜に霧吹きをかけてあげましょう。
個人的にはダイソーのミスト霧吹きがお気に入りで使っています。
まとめ
どの生き物でもそうですが、
赤ちゃんの時は繊細で手間もかかります。
知識と必要なものをしっかり用意して、
成長を楽しみながら飼育していきましょう。
早く立派なレオパになれ~!!
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