夏になると出てくるニホンカナヘビ。
子供のころはよく捕まえて遊んでいました。
ただ、そのころからデリケートな生き物で、
飼育するのは難しいと感じていました。
妻も子供のころ一度飼ったが、
そのときは死なせてしまったそうで、
2021年の9月に家先にいたカナヘビを捕まえると、
妻から飼ってみたいといわれて飼育することなりました。
飼育してから2か月が経過したので、
カナの紹介と、飼育方法を紹介します。
カナとの出会い
冒頭でも紹介しましたが、
カナは家の庭先で日向ぼっこをしていました。
9月の中旬で秋口に差し掛かっていいたため、
体を温めていたようで、
素手で捕獲し、家にあった水槽に一時的に入れました。
カナの特徴
カナは全長10センチ程のセミアダルトなカナヘビです。
飼い始めはフタのない水槽で飼っていたため、
ルナ(猫)が部屋に潜り込んでしまい、
水槽の中に入り込んでカナを追いかけました。
その時にカナはしっぽを自切してしまい、
写真の通りしっぽが生え変わってきている状態です(;´д`)トホホ
我が家に来てからは脱皮を1回だけしました。
今はしっぽの回復のために養分を使い、
体のほうは後回しになっています。
はやく立派なアダルトになってほしいです。
飼育環境
カナの飼育ケースは虫かごを使用しています。
30センチ×15センチほどのもので、
昼間はUVB100のライトを照射し、
夜はパネルヒーターをつけて温めています。
虫かご内の温度が夜間は25度、
昼間は30度ほどになるように調節してます。
まだ体が小さいので、
冬を乗り切れるかが心配です。
神奈川でも夜間の暖房は必須です!
脱水症状になると困るので、
一日2回の霧吹きは欠かさず行います。
土は赤玉土を使用し、
身を隠すためのシェルター用に
コルクの木を入れています。
エサ用の受け皿は100均の植木鉢用の下皿を使用し、
ペットボトルのフタを水入れにしています。
カナのたべもの
カナはヨーロッパイエコオロギのSサイズや
フタホシコオロギのSサイズを食べますが、
活餌で用意すると一日に2~4匹ほどしか食べないため、
ペットショップで購入してくると
50匹や100匹といった単位での購入になるため、
どうしても余らせてしまいます。
コオロギは湿気に弱く、共食いもします。
エサ用に飼育するには大変なのです。
なので、長期間の保存には向きません。
我が家では余ったコオロギは
フトアゴヒゲトカゲの彩葉(いろは)と彩(さい)に
食べてもらっています。
そんな中見つけたのがレオパ用ドライフード🤩
Hikariさんが出しているレオパドライです。
そのままカナに与えてしまうと、
カナヘビにとっては大きいですし、
硬くて噛めません。
そこで、水を吸わせてふやかします。
他にも同じようなドライフードはあるのですが、
ふやかすと、とても臭います。
昆虫主体の独特な匂いで、とても臭いです。
ですが、このHikariさんのレオパドライは
全然臭いませんし、ふやかした後
プルプルしていて、ピンセットなどでも切りやすく、
とてもあつかいやすいです。
カナヘビなどの小型のトカゲを飼っている方におすすめです。
まとめ
カナヘビはよくみかけてなじみのあるトカゲですが、
実際に飼ってみるとフトアゴヒゲトカゲより
飼育が難しいです。
乾燥地帯にすむフトアゴヒゲトカゲと違い、
湿度の高い日本の生き物なので、
適度な湿度と温度には気を使いますし、
何よりも紫外線が不足してしまうと
肌の色が悪くなったり、
成長に必要なビタミンを作り出せなくなってしまうのです。
この冬を越してもらえるよう、これからも見守ります☆
コメント