我が家では初めてのレオパ(ヒョウモントカゲモドキ)として、
スーパーマックスノーというモルフのレオ君をお迎えしました。
レオ君を例としてスーパーマックスノーのモルフを紹介していきます。
レオパのモルフ紹介(スーパーマックスノー)
レオパにはモルフと呼ばれている模様や形状が多彩であり、
主に黄色・オレンジ・白・黒が強い体色が人気で、
その中でも黒と白は人気が高く、
ブラックナイト(黒)やスノー系(白)が有名です。
スーパーマックスノーの「スーパー」とは
スーパーマックスノーを説明するには、
「スーパー」と「マックスノー」に分けて説明が必要です。
まずは「スーパー」の説明をします。
遺伝子の遺伝には優性遺伝と劣性遺伝があると言うのはご存じだと思います。
マックスノーの遺伝子は、このどちらにも当てはまらず、
「共優性遺伝」という遺伝形態で、
マックスノーの遺伝子をもった親同士を交配すると、
25%の確率で「スーパー体」と呼ばれる表現が現れます。
こうして生まれたのがマックスノーのスーパー体である、
スーパーマックスノーなのです。
また、マックスノーは優性遺伝なので、
マックスノーとのコンボモルフには、
スーパーマックスノーバージョンのコンボモルフも対で存在します。
スーパーマックスノーの「マックスノー」とは
スーパーマックスノーの「マックスノー」について説明します。
「マックスノー」を説明するのにも「マック」と「スノー」に分けて説明をしていきます。
まず、「マック」はこのモルフを生み出したJhon MackさんのMackを表していて、
スノーには他に、The Urban Gecko社のTUGスノーと、
Reptillian Gem社のGEMスノー、
選別交配のラインブレッドスノー等が存在しています。
この中でもマックスノーだけが共優性遺伝を生じます。
↑っていうのが古い情報
最初のGEMスノーは選別交配のみでの交配を行っていたが、
さらに白さを際立たせるために、マックスノーも交配しており、
現在出回っているGEMスノーは共有制遺伝を生じます!
TUGスノーに関しては、
マックスノーをベースに独自のブリードラインを作っただけなので、
厳密にいえばマックスノーなのです。
ですので、遺伝子的にはマックスノー、
ブリードラインがMac、TUG、GEMで異なるだけです。
古い情報では
①「TUGスノーはマックスノーと交配すると
スーパーマックスノーが生まれる」
②「GEMスノーからはスーパーマックスノーは生まれない」
となっていますが、
①は遺伝子的にはマックスノー同士だから、
スーパーマックスノーが生まれるのは当然。
②は現在はGEMスノー同士でもスーパーマックスノーが生まれる
が正解です。
ただ、ブランディングとして、
TUGスノー×TUGスノーは「スノーストーム」と呼ばれています。
遺伝子的にはスーパーマックスノーです。
「スノー」については、もちろん「雪」を示していて、
白身の強い個体を表します。
スーパーマックスノーとのコンボモルフ
ここではスーパーマックスノーとのコンボモルフをずらずらと紹介していきます。
実際に飼っていないので、写真がないのですが、
名前だけでも紹介します。
スーパーマックスノーアルビノ
→スーパーマックスノー+アルビノ(いずれか)
スーパーマックスノーパターンレス
→スーパーマックスノー+マーフィーパターンレス
スーパーマックスノーパターンレスアルビノ
→スーパーマックスノー+マーフィーパターンレス+アルビノ(いずれか)
スーパーマックスノーブリザード
→スーパーマックスノー+ブリザード
スーパーマックスノーブレイジングブリザード
→スーパーマックスノー+ブリザード+アルビノ(いずれか)
スーパーマックスノーエニグマ(ダルメシアン)
→スーパーマックスノー+エニグマ
スーパーマックスノーエクリプス(トータルエクリプス/ギャラクシー)
→スーパーマックスノー+エクリプス
ギャラクシーエニグマ
→スーパーマックスノー+エクリプス+エニグマ
ギャラクシーホワイトアンドイエロー(ユニバース)
→スーパーマックスノー+エクリプス+ホワイトアンドイエロー
スーパーマックスノーラプター
→スーパーマックスノー+ラプター
スーパーノヴァ(スーパーマックスノーラプターエニグマ)
→スーパーマックスノー+ラプター+エニグマ
スーパーマックスノーレーダー
→スーパーマックスノー+レーダー
スーパーマックスノータイフーン
→スーパーマックスノー+タイフーン
ざっと13種類のスーパーマックスノーのコンボモルフを紹介しました。
交配を考えている方は参考になると思います。
まとめ
ここまででレオパの人気モルフのスーパーマックスノーにスポットを当てて紹介してきました。
レオパ自体のモルフ開発がとても進んでますが、
まだまだ発展途上です。
これからもモルフが増えていくと考えると、
とても楽しみですね。
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